勝興寺の北西の位置にある井戸(寺井の跡)。


万葉集選者の大伴家持がこの地で詠んだであろう歌。

もののふの 八十娘子らが 汲みまがふ 寺井の上の かたかごの花

この歌にちなんでか、すぐ近くには、かたかご幼稚園があります。


井戸の脇には「椿の道」という遊歩道がありまして、まだ椿の季節ではないけれど、ちょっとした冒険ごっこが楽しめる。


傍らに咲くツワブキの花


勝興寺が移転する前のこの地は古国府城という名の城でした。

椿の道からは、その名残である空堀を確認することができます。