秋の草花 [園芸]
我が家の庭の草花たちです。
ツワブキ
秋明菊
園芸に興味を持つようになったのは伏木に移住してから。
購入した中古物件がたまたま庭付きだったのがきっかけです。
幸いなことに、ご近所のおばあちゃんが多年草の苗をたくさん株分けしてくれます。
ちなみに園芸ネタって結構、年上の方との会話のネタになるのでオススメです。
隣の隣のおばあちゃんの家です。写真は春に撮ったもの。
いつも玄関前は季節の草花でいっぱい。
プロ級です。
なかなかシブい多年草を頂いています。うちの玄関前に唐突に置いてあったりする(笑)。
ご丁寧に解説つき。
生活の潤いです。
ありがたや。。。
タグ:園芸
移住希望者に伝えたい あえて地域に染まれ [雑感]
よく都会から田舎に移住した人が、その地域に溶け込めなくて失敗したという話を聞きます。
特に人間関係。田舎は近所づきあいが濃密なので、希薄な人間関係に慣れている都会の人は大いに戸惑うかもしれません。
都会の人が「あ、この地はのどかで癒される!ここに住みたいな。」と思う場所って、総じて昔から人が住んでいるところが多いと思うんですよね。歴史があるからこそ近所づきあいも濃密なわけで、のんびりした生活を連想していたら、地域の行事に引っ張り出されて全然のんびりできなかったという例は結構あると思います。
そういう失敗を避けたい方は、田舎の中でも新興住宅地やマンションに住むことをおすすめします。
ワタシは伏木という街に移住してきたわけですが、伏木の地縁の濃さは富山県内でも有数だと思います。一番驚いたのは正月。町内の壮年男性は元旦朝7時から礼服着用で神社集合。みんなで神主のお祓いを受けます。その流れで朝から公民館で飲み会(笑)。新年一発目の顔合わせは家族ではなく地域の方々が先なのです。もちろん強制ではないですよ。でもそういう習わしというか暗黙のルールのようなものが脈々と受け継がれているんです。
そんな習わしを、時代に合っていないからとバッサリ辞めてしまうのは簡単です。でも人が集う機会というのは、一度無くしてしまうと、取り戻すのにとても時間がかかるんです。もしも自分が生活に困った時に、地域の結び付きがなかったとすれば、頼れるのは①自分の家族・友人と②行政の公共サービスの2択しかありません。このうち公共サービスが今後あまり期待できないであろうことは年金問題などからも明らかです。ですので地域の結び付きというのは、それがあることだけでも大きな財産だとワタシは思うんです。
もちろん時代に合わせて過去のやり方を変えていくことも大事です。ただ何でもかんでも合理的に片付けようとすると失敗すると思います。なぜなら地域には色んな世代や立場の人たちが共存しているから。例えばワタシの町内では秋の祭りで獅子舞をするのですが、踊りにマニュアルのようなものはありません。全て口頭伝承です。地域の人々が毎年集まって「あぁでもないこうでもない」とビール片手にワイワイ練習する。一見するとダラダラしているように見えますが、こういうやり取りの中で、世代や立場を超えた会話が生まれてきます。それが大事だと思うんです。なので多少の非合理性は目をつむるというか、むしろ楽しむことが大切だと思います。仕事じゃないんだから(笑)。
そういうわけで、田舎に移住を希望される方は、あえてその地域のしがらみの中に飛び込んでいくといいますか、むしろそれを楽しむくらいの心構えがあった方がよいのではというのがワタシの感想です。「郷に入れば郷に従え」とはよくいったものです。
タグ:移住
勝興寺周辺を歩く② [散策]
勝興寺から100m程離れたところにある古府八幡宮。
この神社も勝興寺に並び古い神社です。常夜灯に「天保14年」の刻字が確認できます。
この神社の裏から見える景色。
白い近代的な建物が東亜合成の工場の事務所。アロンアルファですな。
神社隣の妙法寺からの眺め。いい感じの坂道。
鈍色の空
近くには伏木気象資料館があります。無人君ですが今でもこの地で天気の観測をしています。今日は敢えて後ろから写真を撮ってみました。
気象資料館の横には「坂の上ヴィレッジ」という名の商業施設があります。お弁当屋とガラス工房がある。その奥にあるのが古国府八幡宮。さっきの古府八幡宮とは違う神社。
坂の下から見た気象資料館。
すっかり日が暮れてきました。坂の下は商店街です。ほとんど店ないけど。
手前のモカは昔からこの地にある洋菓子屋さん。
勝興寺周辺を歩く [勝興寺]
勝興寺の北西の位置にある井戸(寺井の跡)。
万葉集選者の大伴家持がこの地で詠んだであろう歌。
もののふの 八十娘子らが 汲みまがふ 寺井の上の かたかごの花
この歌にちなんでか、すぐ近くには、かたかご幼稚園があります。
井戸の脇には「椿の道」という遊歩道がありまして、まだ椿の季節ではないけれど、ちょっとした冒険ごっこが楽しめる。
傍らに咲くツワブキの花
勝興寺が移転する前のこの地は古国府城という名の城でした。
椿の道からは、その名残である空堀を確認することができます。
晩秋の勝興寺 [勝興寺]
ワタシの住んでいる町、伏木古国府。
文字通り、この地は越中国の国府があったところで、その跡地に現在の勝興寺が建っていると言われています。
伏木は坂の街。直木賞作家の高橋治の小説『風の盆恋歌』の中で「八尾は坂の街、だから水の音が途切れない」的な描写があるんですが、この地も水の音が絶えず聴こえる。
この坂の上に晩秋の勝興寺。
秋は物憂げ。
ブログを始めるにあたり [雑感]
ワタシは縁あって高岡市伏木に移住した者です。
移住して今年で4年目になります。
移住と言っても、実家は伏木から車で10分くらいのところですが(笑)。
ワタシは散策が趣味でして、たまたま散策していた伏木の街に、たまたまいい感じの売家があり、勢いで購入し移住しました。なので「縁あって」と書きましたが地縁などは全くありません。
実際に住んでみた伏木の街は、一言で言うと「伏木という一つの文化圏」ですね(笑)。
実家とは車で10分と離れていないのに、伏木の街って色んなところで独特。
「独特」っていうのは表現を変えると「しがらみ」ってことなのかもしれないけどワタシは好き。むしろ楽しんでいます。
当ブログは、そんなワタシの伏木での日常生活を、①気が向いた時に、②ユルリと書いてみたいと思っています。
移住して今年で4年目になります。
移住と言っても、実家は伏木から車で10分くらいのところですが(笑)。
ワタシは散策が趣味でして、たまたま散策していた伏木の街に、たまたまいい感じの売家があり、勢いで購入し移住しました。なので「縁あって」と書きましたが地縁などは全くありません。
実際に住んでみた伏木の街は、一言で言うと「伏木という一つの文化圏」ですね(笑)。
実家とは車で10分と離れていないのに、伏木の街って色んなところで独特。
「独特」っていうのは表現を変えると「しがらみ」ってことなのかもしれないけどワタシは好き。むしろ楽しんでいます。
当ブログは、そんなワタシの伏木での日常生活を、①気が向いた時に、②ユルリと書いてみたいと思っています。